鉄馬再び〜大型教習第一段階
--------
2003年10月11日
「中免なくなる…どーするよ!?」
ついこの間までは『マジェに飽きたから…』の気楽な気持ちで通っていた教習所に、今度からは『なにがなんでも免許取らねば! しかも出来るだけ速やかにとらねば!』という凄まじい悲壮感を背負っていかねばならなくなった。
既に気分はイスカンダルへと向かう宇宙戦艦ヤマトの心境。
てきぢゃ滅亡まで、あと365日…っていうか、多分一ヶ月くらい。
そう。てきぢゃにはヤマトほどの時間が無かった…
この間、ネズミ捕りにとっ捕まった日、焦りまくったてきぢゃは打開策を見出すべく必死にネットを調べまくると『免停通知が来る前に大型免許を取得すれば、中型免許の初心者期間が消えてなくなり初心者に課せられるペナルティは免除される』という項目を見出した!
まさに、暗雲垂れ込める天空より一条の光を見た思いがしたー!!
2ちゃんねる風に云うならば『キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』だね、まさに。。。
そう、この内容が云わんとしていることは『免停の通知が来る前に大型免許に書き換えろ! そうすれば中免取消しはなくなる。たとえ免停のペナルティにはなっても、だ…』ということ。
そうとも! 免停通知が来る前に、コヤマドライビングスクールで大型免許取っちまえばいいのよ。。。( ≧▽)ノ"
もっとも、いつ免停通知がくるかは判らない。通例は一ヶ月後くらいということなので、とにもかくにも(そしていくら金をかけても)てきぢゃの総力をあげてこのタイムレースに勝たねばならなくなったのだ!
そんな訳で今日、再び『決戦』の覚悟で二子玉川へと降り立つ。無論、コヤマの連中には『俺、中免取消しになっちゃいそーなんですよねー』みたいな話は絶対に云わない。。。爆
バカ正直にそんなこと言って大騒ぎになったらヤブヘビもいいとこだから…。とはいえ、そんな私でも罪悪感はあるもので、一応、バイクの実際の教習を受ける前に『中型免許証の提示とかはあるんですか?』と尋ねてみる。
『いえ、いりません。入校時に確認させてもらいましたので』と、何も知らない教習官は淡々と答える。
『らっきー!』
まだ免許は取り上げられてはいないものの、この分でいけば、免停になっても通えるな、と…大爆死
さて、とにもかくにも教習第一回目。
数人と組んで一日目の教習を始める。どうやらてきぢゃ以外は全員、このコヤマで中免をとった人たちらしく教官たちともツーカーであった。そんな訳で俺だけが仲間外れ&要領知らず。
驚いたのはバイクの取りまわしをやらなかったこと。引き起こしなどや、押して八の字ターンなどは一切やらない。唯一やったのは、申し訳程度に、少し押し歩きしてターンするだけ。
正直助かった、と思った。というのもCB750の大きさに、この時には、ちとビビったからだ。なにより重い。取り回しを始め、全ての作業が重いのだ…(/_;)
やはり中型とは何かが違う(当然か?)
そのあとで二速で小コースを周回。マジェ乗りだったので、自分でもギヤとアクセルの感覚が狂っているのではないかと思ったが、少し転がした後ですぐになれた。というよりもアクセルとギヤの感覚を思い出せた。この時には『意外と簡単に扱える』と思ったものだ。ただし、左手は握りすぎて、疲れてしまったが…。
やった事は小コースを周回し、カーブでの減速と直線での二速の感覚を覚える事。クラッチとギヤのタイミングを覚える事。
そしてフロントだけ、もしくはリアだけで止まることでフロントとリアのブレーキだけの感覚を覚えることだ。全ては基礎だが、少なくともこれがとても大切であろうことは私にも理解できた。結構真剣にやったのだが、この日の受講者のなかでは一番ギクシャクしていたと言われる。。。(^^ゞ
最後にコースらしいところを周回した。コース周回は結構ノッキングなどを起こしてガタガタだったかも。
授業が終わったあとで、一緒に授業を受けていた女の子から声を掛けられた。『大変ですよね、重くて』という感じの話だが、彼女もコヤマで中免を取っていたらしく、ここのコースに慣れているとのこと。かつての日吉(中免取得の自動車学校)の時のような悲壮感は全然感じられなかった。ここは『ヌルイ』のかも、と思う…
ここでの印象だが、当時の私のメモには"『みんな上手い』ということと、『出来て当たり前』の雰囲気が漂っているということ。大型だからしょうがないのかも知れないが…“とある。
たしかに同じコースを走っていた中型の奴等でも、ひっくりかえったりしたのを見た事がないのは驚いた。昔の日吉だったら、一時間の間に何回もひっくり返る光景を見たものだが、コヤマのコースは走りやすいのだろうか? と思った。
それと、どうもコヤマ独特の教え方があるらしい。これを覚えておかないと話にならなかった。それは、
・前後ブレーキを踏み、確実に速度が落ちてエンストギリギリになってからギヤをローに落とすこと。
・ブレーキ操作(前後ブレーキ)をやって、速度を落としてからギヤをダウンさせること
・一速からすぐに二速に上げること(二速は意外とトルクが強く、エンストしにくいのだ)
・スタートの時、フロントブレーキに手を当てるのを止めること!
・二速で40キロ近くまであげる。つまり、この教習所では二速で引っ張るのが原則らしい。
…ということだった。この中で最初の項目だけは『違う』と、そのうち感じるようになった。つまりバックトルクの問題で、あまりに低速でギヤを下げるとガツンとエンジンブレーキがかかるという体験にビビってからだ。
そんなわけで、ここだけは教官のいうことを無視してギヤを下げる前に一度、クラッチを切って空ぶかしをしてからギヤを下げるようにした。もっとも、このバックトルクをあわせることも、実は結構難しかったのだが…(^^ゞ
とはいえ、総じて問題は残った。
CB750を上手く乗り回した、という感覚は無かった。トルクの大きさに閉口してしまったという感じだけが残った。
新しい鉄馬CB750は、馬力のあるジャジャ馬だった。
だが、なんとしてもコイツを乗りこなさなくてはならない。次回は強引にも、二時間連続で教習することにした。なにしろ時間は残り少ないのだ…(/_;)
----------
2003年10月12日
曇り時々雨。なんとなく身体が風邪気味。昨日、初めて跨った大型にちょっと不安を残しつつの本格的なバイク教習。2時間分ある。ただしバイクの運転には内心、自信がなかった。。。汗
こんなデカくて重いCB750を、正直、乗りこなせるんだろうか??
最初の一時間目。今日も昨日跨った二号車に乗る。なんかこのマシンは調子がいいヤツらしいと聞かされる。
その後、ウォーミングアップとして外周を回る。二速での引っ張りはかなり持つのには驚いた。さすがに70馬力を超えるマシンだとエンジンの粘りが違う。これはエンストはしないのでは?とさえ思う。
さらにできるだけ上のギヤにもっていくように心がける。早くギヤのシフトアップ・シフトダウンに慣れたいことと、コヤマのコースはかなり余裕があり、しかも見通しがいいのでスピードを上げるのに抵抗が少ないからだ。
周回を回った後でやったのは、急制動の練習。これはOK。やり方は三速にして時速40km。止まる時は三速のまま突入。突入後、後輪と前輪のブレーキで規定距離内で止まる。注意すべき点は『前輪は絞っていく感じ』で握りこむ事だ。そしてエンスト直前でクラッチを切る事。
俺のクセで、この時にはギヤを下げてしまったのだが、ギヤは下げるな、とのこと。三速でのエンブレでバイクを止める必要があるからだ。大切なことはエンストギリギリでクラッチを切ることと、右手はジックリ絞り込んでいくことのようだ。これはそんなに問題なし。
その後、一本橋とスラロームの練習。一本橋はまず平坦な地面に描かれている線の上を移動。その後スラローム。数回の演繹のあとで本番突入。
日吉以来の一本橋だが、不思議なことに出来た(◎_◎)? 自分でも驚き。しかし八秒。目線やタイミングとかは良いといわれた。どうやらこれが大型バイクの特性らしいのだ。つまり重くてトルクの強いビックバイクは直進安定性が高い。だから視線さえキープし、ニーグリップでバイクとの一体性を維持できれば落ちることはないのだという。
とはいえ、一本橋の上で時間をつくることが出来なかった。なにしろバイクが勝手に走っていってしまうのだ(爆死)。ブレーキ踏んでも半クラッチにしても、それなりのスピードが出てしまうのは何故だ??
おまけにスラロームはガタガタ。。。(ToT)
こちらもパワーをコントロールできずにガクガクとしか回れない。いや、むしろぎっくり腰になりそうでバイクをブインブイン振り回せないのだ。。。( ̄∇ ̄|||
人馬一体とはよく言うし、バイクも鉄馬なのだから一体化しないといけないんだろうけど、俺にはまだまだCB750は乗りこなせない。
不安を残しつつ、この時間は終わった。。。
----------
2003年10月12日
不安を拭えないまま今日2時間目の教習。教官は丁寧で親切。しかも判りやすい。ただ、ある程度は厳しくもある。立ち聞きで『調布自動車学校は楽だ』という話をきいて、そっちにすればよかったと後悔。とはいえ調布には自宅から一時間以上もかかるが(爆死
一本橋はヤッパリ八秒。特に云われたのが『最初の出だしが速すぎ』ということ。何度も失敗し、時には落っこちたが、それでも最後にはできるようになった。教官から教わったコツは。。。
・一速で進入。ポンと飛び出すというよりも、静かに繋いでグイッと乗り上げる感じ。
・進入時から、スピードは遅めに。
・遠くに目印として設置してある赤いポストを見ること。幅30cmの板の上であるということを意識しないで、数キロ先を目指すように意識して、その数キロの間に幅30cmのズレを補正する感じでやるように、と指導をうける。脱帽。。。m(_
_)m
・右手は一速でアクセルを少しづつ回す。
・左手はグッと握りこみ、『半クラッチ』の感じ。クラッチを繋いだり切ったりを繰り返してバイクに動力を伝える。時にはリアブレーキを使ってもいい。
・バイクには前の方に座り、膝でタンクを締める。
・両手、両肩の力は極力抜いて、ハンドルをグリグリ振って体勢を整える。
・遠くを見て、失速寸前になったら左手をちょっと開いてスピードを出す。
…授業の最後に『一本橋はできるようになった。10秒で余裕でいけるから自信を持て』といわれた。本格的な一本橋は今日が最初だったが、これは思ったよりも上手くいった。
今日の感覚を覚えておこう、と思った。ただ、出来るときには出来るが、ダメなときにはダメ、というムラのある項目として一本橋は最後まで課題が残ってしまうのだが…
一方、スラロームはコツがつかめない。判っているのは後半は上手く乗り切っているということだけだ。ということは後半のノリはいいということらしい。スラロームは最初の進入時のスピードコントロールに失敗してるらしいのだ。
当時の私のメモには、こんなことが書いてある。。。
・ややゆっくり入って腰から下でバイクを傾ける。
・起こすときに、ブイン!と一瞬だけアクセルを開く。長く開くと加速して曲がれなくなる。
・ポストの内側ギリギリを回るようにする。ポストの内側にハンドルを回しこむ。
・ポストの直列のラインになったら、アクセルを開いて下半身を使って車体を起こす。
・寝かしこんで、回り込むという感じ。
…らしい。しかも一時間ダブり決定(爆死)。
どうして俺はこんなにもヘタクソなんだろ(涙)。俺と一緒に走った奴はダブることなく先に進んだ。こういうとき、自分の運動神経の鈍さのようなものを実感する。
公道をいい気になって走っていたが、実はあまり技量とは関係なかったことを思い知る。マジェスティって、ホント、よく出来ている。。。(ToT)
今日の授業を終えて帰宅すると、身体の各所が筋肉痛を起こしていた。多分、ガチガチに緊張していたのだろう。明日は大雨。しかも雷という。。。そしたら、サボろ。。。爆死
----------
2003年10月13日
体育の日。東京大雨。台風並。暴風雨になっていて雷も鳴っていたのでキャンセル。ちなみに今日の分は明日の朝10:30から大二の授業。仕事はサボる(爆死)
PS。。。
夕方、カンカン照り(爆死) 猛烈にもったいない事をした。行けばよかった。。。( ̄∇ ̄|||
----------
2003年10月14日
朝の10:40からの教習。やはりダブったことの影響か、非常に不安な気持ちで臨んだ。さすがに少々落ち込んでいたのだ。
一本橋とスラロームに自信がなかったままの授業開始。大型バイクの操縦特性には少しだけなれた。今日も二号車に跨る。
ウォームアップの周回に関しては問題なし。いつものように二速での持ちはいい。トルクが強く、エンストの心配が殆どない。また断続クラッチでも落ちないのは大したものだと思う。やっぱ大型バイクは安定性が違う。三速、四速まで引っ張ってギヤとアクセルの調子を自分なりに確かめる。
その後、一本橋とスラロームのみのトレーニング。一本橋はつねに『八秒台』といわれ、またスラロームでは焦ってしまってうまくいかない。一本橋に至っては落ちてしまうことも…
特にスラロームに関しては回りきれなくてコースをはみ出てしまうこともあった。
『こりゃ、到底ダメだ…ダブりだ』と諦めつつ授業を受け続ける。
しかし、結果は意外にもOKだった。コヤマは甘いのか厳しいのかよくわからない…( ̄∇ ̄|||??
結局のところ、一本橋は10秒粘れるようになったし、スラロームに関してもタイム内に回れるようになった、という話を貰った。
ただある程度慣れないと時間内に回る事が出来ない、という『ムラ』があることは修正できなかったようだ。これでは一発勝負の検定では合格はおぼつかない。頑張らねば。。。(-_-;)
とにかく一本橋では『最初からクラッチを切って突入(つまり断続クラッチで突入)。最初からゆっくりと!』ということと『30センチの幅は意外と広い! 遠くを見てヤヴァイ時にはクラッチを開けばなんとかなる』と自分に言い聞かせる。
一方、スラロームの方は『速度はやや速めにとって進入』することと『アクセルは一瞬だけガッと開く』ことだ。タイム的には意外と良いセンを走っているということだった。つまりリズムの感じは良いらしい。早くスラロームの感覚を身体に叩き込まなくては…(/_;)
----------
2003年10月14日
何故かわからないが、今年の教習は非常に天気に恵まれない。猛烈な雨の中での教習。既に前が見えぬほどの雨。。。こんな雨の日の走行は、公道でも経験したことがなかった。
ウォームアップの後、基本的なコースの走行。それにあわせてクランク、S字、坂道発進と停車。雨の日に坂道発進するとはイヤだったが、エンストも無くクリア。これは間違いなくCB750の性能のおかげ。
S字とクランクは久しぶり(中免の時以来)で少々緊張。特に雨の日だったので余計に緊張した。S字はなんとか回れた。
しかしクランクは怖くてダメだった。。。(ToT)
何回かクランクに入ってみるが、二速でのCB750のパワーを上手くハンドリング出来ない。曲がる時のスピードが速すぎるのだ。
そんなときに教官が『曲がるときにクラッチを切って回ってみるように』と指導を受けた。そのようにやってみたら、百発百中で回れるようになった。感謝。。。m(_
_)m
----------
2003年10月15日
今日は第一段階の見極め。不安と期待が交錯する。今日のバイクはいつもと違い一号車の供給を受けた。くそっ、こういうときこそ、乗りなれた二号車が良かったのに。。。(-_-;)
軽く周回コースを回って慣らし運転。この状態で、二速での粘りとハンドリングの感覚を掴んでおくようにつとめた。あと曲がる前のブレーキングの感覚も。その後、一本橋とスラローム。どちらも不安が残る。しかし、やるしかなかった。
ところが見極めということで緊張してしまい、1番最初の一本橋で落ちてしまった(涙
一本橋に関してはこの時点でドッと緊張してしまった。上手くいかない…、そんな不安が脳裏に踊る。しかし、バイクに慣れてくるに従い、上手くコントロール出来るようになった。一本橋のコツを思い出す。『最初から低速で、一速の半クラッチでいくこと』と『とにかく遠くを、高くを見ること』この二つだ。不思議な事に、遠くを見ているとゆっくりでも落ちないのだ。
これからは半クラで遠くを見て進入する事にする。最初からゆっくりならば時間も稼げるというものだ。そのあとは何度やっても上手くいったということは、きっとこれが俺にとって1番いいやり方なのだろうと思う。時間は11-13秒くらい。
コヤマの教え方がうまかった所為か、一本橋に関しては『なんとかなるかも』と思えるようになった。
次に問題のスラローム。こればかりは上手くいかない。この日の授業は、この上手くいかないスラロームオンリーの練習になった。
何度やっても上手くはいかないスラローム。こうなったら腹を括って徹底的にスラロームの練習をするつもりになった。
そう、やるしかないのだ。
一応、何度がやっていくうちに、『曲がって進入→コースターン→アクセル開く→立ち上がり→コーンの真裏にねじりこむ』というのが正解であることを叩き込まれる。
急制動はOK。まず早めに40kmを作り、ポール時はアクセルを緩めて惰性で進入。その後、前後ブレーキを。特に前のブレーキは握りこんでいく感覚で。クラッチを切るのは最後の土壇場で切ればよく、それまでは放っておくこと。
その後、周回Aコースを一度回る。この時、またもクランクで怖がってしまい、足をついた。
ヤヴァイ。。。( ̄∇ ̄|||
クランクに入るときには、やや外側から進入することと、クラッチを切って急ターンすること、そしてライン取りは中央やや外に維持することだけが重要。
結局、今回こんな状態でも第一段階を終了させてもらった。
次の段階に進めることは、差し迫った時間のことを考えればありがたかったが、未消化のまま先に進んでしまった分、不安も残った。。。上手くいかないと後半第二段階で苦労するというのがわかっているからだ。なんとかして、第二段階の早いうちに、これらの問題に取り組まなくてはならない。
見極め『良好』。