第1段階13時限目 2002/10/17
今日は見極めの日(のはず)。
一応、2時間連続でとってある。なにしろ『一本橋』が出来るようになったばっかりといっても良いのだから、第1段階クリアまであとどのくらいかかるか判ったもんじゃない(^^ゞ
普通、オトコは最小時間の9時間でこの見極めを迎えるものだが、オレってば、なんと13時限目。相当トロい方らしい。なんとかして、今日決めたいものだ、と決意を新たにする。そう、オレは既にオーバーすること4時間…。
『鈍い』と云われたことが無かっただけに、バイクに関しては自信を喪失中…。いまでも緊張と不安がよぎる。果たして、大丈夫なんだろうか??
教習が始まるまで1時間以上もあったので、歩いて数分の所にある鶴見川の土手を散策した。爽やかな秋晴れ、というよりも、暑いくらいのいい天気。川原に横になって、持ってきた水を呑みながら、みきわめコースを何度も確認し、記憶する。携帯のタイマーをあわせて、少し昼寝でもしよ、と思ったが、日差しがキツすぎて昼寝なんてとても無理だった(爆死)。何か考えると却って心配になりそうだったので、鶴見川の流れをぼんやりと見て時間を潰した。
『一体、いつになったら免許とれるんだろ?』 そんな思いが波間に浮かんでは消えた。
寒くなるころだろう、きっと…。秋の間にバイクでツーリング、なんていう幻想は、もう抱かないことにした…。
今日は『病欠』ということで会社をさぼって此処に来ているのだから、今日で第1段階をクリアしなくては…。でも、できるかなぁ。。。??
今日の教官は女性が二人。どちらも非常に若くて、美人であった。物腰は柔らかく、対応は丁寧で親切。まるで女神のようだ。『今日は運が良かったか?』と、この時には思ったものだ…
そうこの時には、だ。
このあと、オレでさえ仰天の展開を迎える…
離れの建物の中にあるバイク待合所。授業開始五分前。
担当教官に教習原簿を渡すと、彼女はしばらくソレをしげしげと見た後で『えっ? てきぢゃさん、これで今日、見極めって云われたの? うそうそ〜。ちょっと無理じゃない〜??(全部独り言。面と向かっているオレのことは既に眼中ナシ…)』と愕然とした様子。しかも、
『この人(=オレのこと)、大丈夫なのかな〜、イヤだなぁ、私〜』と呟く。。。
てきぢゃ『(絶句)…』
…どうやら、オレが6時間も『クランク・八の字・急ターン・一本橋』に費やしたことに驚きと困惑を隠せないらしい。しかも復習項目がなくなったのがようやく前回。どうやら、『もう1時間は復習させたい』と考えているようだ。たしかに、それも無理なからぬことではあるのだが…しかし、なにもそんなに驚かなくても…(T_T)
この女性教官、しばらく教習原簿を見て考え込んだ後で、意を決して事務局に電話をかけた。その内容は以下のよう…
『…あの〜、てきぢゃさんって、今日、見極めなんですか…ええっ? ホントに? これでいいんですか?? でも…、はあ、時間の関係ね…判りました。じゃ、コケなければ(検定)OKってことでいいんですね…』と。
さらにこの教官、電話を切るとオレのことなど一切気にせず隣のもう一人の女性の教官にこう話しかけた。
担当の女性教官『なぁ〜んか、イヤだなぁ〜。私、(てきぢゃが第二教程に進んだ後で)また“査定が甘い”って(別の教官に)怒られちゃうかも…』
もう一人の教官『コケなきゃいい、って(事務局が)云ったんでしょ? いいんじゃないの? 諦めなさいよ』
担当の女性教官『知らないよ〜。ヤヴァイよ(爆)』
もう一人の教官『こんだけ(てきぢゃは)乗ってるんだもの。大丈夫よ』
担当の女性教官『…じゃ、なんかあったら、事務局の方で責任とってもらお。原簿に補足事項って書き足しといちゃおうかしら…(^_^;)??』
もう一人の教官『そーしなさいよ。。。(^o^)!!』
(できる限り忠実に再現してみました)
がおーーーーーーーーーーーーー(-_-メ)!!!
こんな 会話を…しかも目の前で聞かされるとは思わなかった。。。(;_;)
トドメを刺されたのは、これだけのことをサラリと臆面もなく言ってのけながら、『じゃ、てきぢゃさん、今日は見極めです。がんばりましょうね』と、にこやかに微笑んだことだろう。コイツ、魔女、決定…(;_;)
魔女と一緒に教習を始める(爆死)。いよいよ、決戦の時来る。。。
でもやっぱ、かなり不安だ…(;_;)
一緒に回る生徒さんも女性。このヒトはまだ教習を始めたばかりらしい。教官の指示により、『教官・女性生徒・オレ』の順番でウォーミングアップをすることに。慣れていないヒトを間に挟むのは常道といえるから、これは当然の処置。
外周を3周し始めるが、オレの前を走る女の子さん、エンスト連発。
しかもストレートコースでは20km以上に加速することが出来ないでいた。『ギヤは最大でも三速で』ということになっているが、ギヤの感覚が判らないようで四速でカーブを曲がったり、倒れてしまったりと大変そうだ…。
彼女の後ろを走るオレも一苦労してしまったが、そんなオレだって2週間くらいまえまでは、この女性のようだった。えらそーに文句など云えるハズもない。心の中で『戦友よ、共にがんばろう』とか思ってしまう。
だか、三速で40kmを出さないと検定ではヤバイと聞いていたのに、その慣らし運転が結局できないままウォーミングアップが終了してしまったこと、そしてかなりの時間をロスしてしまったことが不安として残った。結局、マトモに練習することも出来ずにウォーミングアップ終了。やむを得ない、と腹をくくる。
その後、女性の生徒は外周をとにかく走って慣れていてください、と云われたらしく、コースへと消えていった。
『いよいよだ…』
教官とてきぢゃの二人でもう一度、外周コースを回る。お約束通り、クランク>八の字>急展開>急制動というコース。これらは難なくクリア。問題の一本橋に来る。前回教えてもらったことを肝に銘じて、『真っすぐ勢いよく出る! 一本橋の途中では一速+半クラッチで』と心に念じてトライ!
すると、ポンと一本橋の上に乗れたではないか!! ぶらぼー(^◇^//★ぱちぱち〜
ただ、少しよろけてしまったので『遠くを…一本橋の先の、遠くを見るのだ!』と意識的に視線を前方へと飛ばすようにした。すると安定して一本橋を抜けられたヽ(^o^)/゛
予め、『一本橋には不安があるので、少し多めに練習させて欲しい』と云っておいたので、さらに立て続けに2回ほど一本橋に挑戦させてもらう。この2回とも成功。それを見ていた教官も『あ、できんじゃん』と一言。好感触(^◇^//★ぱちぱち〜
その後で、坂道発進と下りに挑戦。
ところが、ここでまた一波乱。一旦、バイクを降りて坂道での姿勢を教えてもらうことになったのだが、てきぢゃのバイクがボロかったらしく、スタンドを使って立てられないのだ。
教官は、坂道での『立ち乗り』と『重心移動』を教えたかったのだが、そのためにはサイドスタンドではなく、安定した『スタンド立て』でバイクを立てる必要があった。ところが、てきぢゃのバイクではそれが出来ないのだ。
業を煮やした教官が手伝ってくれることになったのだが、オトコのクセに非力なてきぢゃと、身長155cmくらいしかない女性教官では、二人がかりでもスタンドで立たせることが出来ない。二人ともゼーハーいうほど悪戦苦闘したあとで、
『…じゃ、教官用のバイクでやりましょ』とアッサリ敗北(爆死)。
しかもこのバイクで『立ち乗り』のやり方を教えてもらったあとで、突如バイクがひっくり返ってしまい、教官がベチャッと挟まれてしまった(爆笑)。間の悪いときには悪いことが重なるもので、教官は右足がバイクの下敷きになって身動き一つ取れなくなっていた(大爆笑)。『ごめん…ちょっと手伝って…』という教官に、先程の余裕は全くない(ザマミロ)。よいしょ、とてきぢゃがバイクを起こすと、
『ありがと…。てきぢゃさんは大丈夫?』。。。だって…
…うん、ありがと。オレのほうはとっても元気だよ、おかげさまで。。。 ( ̄∇ ̄|||
いよいよ最後の関門、坂道の教習。バランスはOKだが、やはり坂道途中での発進時にエンストを起こしてしまった。この坂道の上り下りを教官と一緒に数回試してみるが、坂道発進の時にエンストを起こすことがしばしばあった。『(一速での)半クラッチの使い方を覚えるように』と指導を受ける。気をつけなくては。
その後、『みきわめ第1号コース』という周回コースを走ることに…。
教官と一緒に『みきわめ』コースを走った。起点>坂道>クランク>八の字>障害物回避>急制動>スラローム>信号>踏切>一本橋>終点、のコースを教官に従って周回。あらかじめコースを覚えていたことが幸いし、大過なく終了。
今度はてきぢゃが先に走り、教官が後について再度『みきわめ』コースを走る。坂道発進時に1度エンスト。でも、それ以外は全て問題なくクリア。最後まで不安だった一本橋も問題なく終了。教官からは『坂道発進時の感覚を覚えるように』との指導を受ける。
『…じゃ、(もう一人の女性生徒のほうを見てくるから)一人でみきわめコースを練習といて』と教官は走り去ってしまった。
一人でコースを走ること3周。他の科目はクリアーできたものの、坂道発進時にエンストする、というクセが治りきらず、イヤな雰囲気に襲われる。とはいえ、ひっくり返ったわけでもなかったので、『ま、慣れればなんとかなるよ』とプラス思考で考えることにした。
『それにしても…あれから1度も教官、オレのトコにこないなぁ…。どうなっちゃってんだろ??』
どうやら、さっきの女の子に教官は掛かりっ切りのようらしい。みきわめなのに、見てもらえないオレ…(T_T) やっぱり、今日はダメなのか…。いや、こんな時のために今日は2時間予約をとっているのだ。いまがダメでも、次の時間に絶対合格するんだ! と自分を励ます。こんなコースのど真ん中で落ち込んでる場合ではない。それよりもいまはコース取りをシッカリと覚えることが先決だ。次の時間の為に…。
アクセルを強くふかし、四度目のコース周回を開始しようとしたとき、突然、授業の修了を知らせるベルが鳴りだした。
『うおー! 練習で終わってしまったではないカー(T_T)』
結局、あれから教官は1度もオレのところには戻ってこなかった。自室呆然のまま、オレの挑戦が終わった…
ところが、である。教習後のミーティングで教官がこう切りだした。
『んじゃ、OK。次回からは第二教習ね♪』
…い、いいのかよ、おい???(◎_◎)???
アンタ、オレのこと、見てなかったじゃねぇか(◎_◎)???
どうやら、練習する前に2度、一緒に走った時点でOKを出すつもりだったらしい。坂道発進は今日始めて教えてもらったことだし、他の課題については問題もなかった、とのコト。
他の方のHPなどでは、このみきわめがとても厳しくて緊張したとか失敗したとかの話をたくさん目にしていたので、むしろ罪悪感さえ感じる(爆) こんなに楽な展開でいいのだろうか、と???
ま、なにはともあれ、ようやく第一教程は終了。残りの時間は無料キャンセルで、次回は明後日の土曜日。第二教程だ!
しかし、しかしだ…。
最後に教官(=魔女)がこう言って締めくくった。
『…でもね、第二教程になったら、こんなに甘くはいかないからね。ホント、気合いいれといてね』
挙げ句の果てに、教習原簿にはシッカリと『みきわめは事務局の要請で実施いたしました』と書いてあった…。
…いい加減にしろよ、オマエら。。。(-_-メ)
技能教習第1段階13時限目 実施項目14,15,16 復習項目ナシ みきわめ《良好》