第1教程7時限目 2002/9/28
シミュレーターの直後の実車の授業。この教習はオトコ。先ほどのオッサンとは違い、優しくて丁寧なことで有名だった。とはいえ、不安がないわけではない。それは先ほどのシミュレーターのおかけで、実車のバイクの感覚が狂ってしまったのでは? という不安だった。ようやく実車に少し慣れた段階で、シミュレーターをやってしまったのだから今度はこのシミュレーターの感覚が身体に残ってしまった。
そして、この不安は現実のモノとなる。。。(T_T)
まずはウォームアップ。バイクに乗り、エンジンをかける。この動作だけは何とかスムーズに出来るようになった。そして発進。教官の後に続く。ようやく一速で走り出し、すぐに二速にアップすることが出来るようになった。ただ外周コースをグルグルと回った時には、教官との距離が離れてしまうほどスピードは遅い。
すると、この教官は自分の車の速度を落としててきぢゃに合わせてくれたのだ。この時にはとても感激したものだ。しかし、これが実は仇となる。。。
いよいよウォームアップ終わりとなり、そのままクランクと八の字コースに入る。ところがクランクコースに先に入った教官が、てきぢゃの速度に合わせてもの凄くユックリと移動するものだから、てきぢゃが自分のペースでクランクに突入する事が出来なくなってしまったのだ。。。(T_T)
てきぢゃは、クランクには結構速いスピードで突入し、身体を倒して一気に駆け抜けるしかできない。超低速でハンドルだけで左右に切り返すなどと云う高度な芸当は出来ないのだ。そのために、前にいる教官との距離がグイグイ縮まり、怖さのあまりにブレーキを踏んでしまった!!
当然のように転倒。。。(T_T)
なんとかバイクを引き起こすものの、そのまま八の字に入ると、また再び低速運転する教官との距離が詰まってしまい、途中でエンストを起こしてしまった。
しかも今日からは、『二輪コース』と呼ばれる、この教習所独特のコースを動くことになり、さらなるパニックに陥った。
このコースのキモは、最後に、およそ二車線道路幅の場所で180度Uターン(右旋回)する、というものだ。だが、これが怖くて出来なかった。。。(T_T)
二車線道路というのはおよそ道幅5〜6メートルもあり、実は途方もなく広いはずなのだが、ここで180度Uターンするのは最初は出来ないらしい。このUターンの曲がり方は人によるが、身体を思いっきり倒してからハンドルを右に切るタイプの人と、超低速でハンドルだけで右旋回する人にハッキリと別れる。
この両方が出来るようになるには、まだ暫く時間がかかるのだが、この時にはどちらも全く出来なかった。。。
とにかくハンドルを切っても上手く曲がれず縁石に乗り上げたり、壁のバリアに激突したりして何度もコケた。。。(T_T)
この問題点は二つ。一つは『視線』の問題、もう一つは『勇気』の問題だ。
実際、この教官が『私の後に続いて、私を見ながらまわってください』という場合には、なんとか曲がれるのだ。教官が、実に上手いタイミングで転回し、それを見ているだけで曲がれるのだが、自分一人ではどうしても曲がれない。
それは、とりもなおさず『視線』が悪いからに他ならない。これはクランクの時にも云えることなのだが、『自分の行きたい場所を見ていない』から…つまり、直前の進行方向しか見ていないから、バイクが上手く曲がれずにそのまま転倒してしまうである。
何度か教官の後に従ってこの急展開を繰り返し、あわせて八の字コースを回る。八の字コースでは、やはり教官は速度を落として回っていた。どうやらこれらは意図があってやっているらしかった。
教官は走りながら『てきぢゃさん、クラッチを切ったり繋いだりしながら、ユックリ回って下さい…あと身体を傾けて、そして、半周先を見ながらスムーズに運転して下さい』と何度も繰り返した。そう、まさにそうなのだ。。。
これが八の字をクリアするコツなのだ。二速で入り、クラッチを切ったり繋いだりして速度を調節し、身体を傾けハンドルは決して大きく切らずにカーブを緩やかに曲がりつつ、半周からより遠くの『バイクを進めたい方向』を見ること…この場合には常に円周上を移動するので、視線は絶えず半周先を見続けることになるが、八の字克服のカギだったのだ。
この後でクランクに入るが、ポールを倒すだけで止まったりコケたりはしなくなった。ようやく、遅蒔きながらクランクのコツらしいものも掴んだのかもしれない。。。。
そうこうしているうちに授業は終了。結局、八の字を曲がるコツ、クランクを辛うじて抜けられるようになったことが収穫として残り、急旋回という新しい課題を克服できずに終った。あと、二速で走るべきところを三速で走ることが多い、ということも注意点として指摘された。
授業の後で、今日は、一緒に入った人達が既に第2段階の教習を受けている事を知った。とても惨めで、辛い日であった。。。
技能教習第1段階7時限目 実施項目9,10,11 復習項目10,11