卒業検定 2002/12/07
ニイタカヤマノボレ1208(真珠湾時間12/7)。てきぢゃ決戦の日。皇国の荒廃、この一戦にあり!
今日は待ちに待った卒業検定の日だ。朝8:50までに教習所に向かわなくてはならない。朝一番の送迎バスに乗るために、AM6:30に起床。柔軟体操と腹筋・背筋をし、熱いお茶を飲んで気合を入れる。
超不安なことに、今日も雨。。。(T^T)
一週間前に、雨の日の見極めで一本橋で失敗しまくった記憶が蘇る。しかも肌寒い。最悪のコンディションだ。ここまで悪かった試しはない程に…
しかしながら、戦運はてきぢゃに味方した。この雨こそが、てきぢゃの味方だったのだ(@o@)!
教習所にいくと、既に数人が集まっていた。AM9:00-の点呼の時に10名。10名が一斉に卒業検定を受けるというのも珍しいらしく、教官の方が驚いていた。しかも、一人欠席だとか…(^^; 本来は11人だったらしい。
その後、試験教官から検定についての詳細を受ける。コースは『二号』と呼ばれるコース。
我々の他にも、教習車が走り回っているので、それらに十分に注意する事や、持ち点は100点で70点以上が合格。失敗ごとに点数が減点されていく事。そして『-100点』項目を確認。
つまり、コースを間違えてもいいが一本橋での脱輪や、クランクでポールに触れたらその時点で終わりとか、またコースの逆走や中央線に車輪が触れたり、他の教習車との距離感覚や危険な行為をしたら即アウトとか…。
一本橋は脱輪したら、終わりか。。。(_△_; 一本橋は唯一の心配だった。しかも雨が降っているし。。。その雨のために、今日の試験の急制動は『雨天時規則により14m〜ポール三つめまでOK』とのことだった。
-100点項目さえミスらなければいいと強調される。つまりスラロームが遅かろうが、一本橋が規定時間よりも早く渡り切ってしまおうが、コース取りが悪かろうが、それは大した原点項目ではないそうだ。
てきぢゃの試験の順番は、第二列の三番目。開始時間はおそらくAM10:20くらい。適宜コース前の待ち合い場所に『自分の判断で』遅れないように集合。それ以外の行動は自由。
試験開始まで30分くらい時間があったので、みんなでダベった。女の子は二人。うち一人は雨の時間を経験したことがないとのこと。そして、この仲間の中に、懐かしい顔を見つけた。一週間前に、てきぢゃと一緒に一本橋を落ちまくったヒトがいたのだ!
互いに健闘を誓い合う。他のヒト達も心は一緒だ。これが終ったら、皆で爆走しようとか、教官に勝負を挑もうとかの話をして笑いあう。しかし、微妙に緊張しているのも確かだ。
AM10:00-より検定開始。ウォームアップ無しでいきなり試験だ。てきぢゃも寒いなか、身体を動かして緊張をほぐす。雨は小雨になった。路上はぬれているが、水たまりなどは殆どない。濡れているだけなのだ。
我が戦友はてきぢゃの一つ前に検定をした。彼が戻ってきて、いよいよてきぢゃの番に…。
自分の名前と生年月日を次げ、バイクに跨がる。この時から検定は始まっている。後方確認、ブレーキをかけつつ乗車。エンジンスタート。そして後方確認の後、出発…。
てきぢゃの後方に試験教官が続く。このヒトは、てきぢゃに一本橋の乗り方を教えてくれた教官だった。これが鬼と出るか蛇と出るか。。。(¬_¬)?
まずストレートコースで35km以上。途中で車線変更。後方確認と方向指示器を出す。その後で坂道。坂道発進は一発でOK。その後、右折と左折を繰り替えしつつ、所定コースをこなす。ライン取りはうまくいっているはず。
その後、クランクに進入。ここではポールを一回でもかすったら終わりだ。緊張していたのか、いつになくふらつく…。ヤバい、と思いつつも、なんとかすり抜ける。『これで終わりか』と一瞬不安が過るが、教官はなにもいわない。どうやらうまく抜けていたらしい。その後、八の字。続いてコースに戻って、路上に停止している車の回避運動を経て、所定のコースを周り急制動へ。
急制動では40kmを出し、その後ブレーキング。ところがここでブレーキ操作を間違ってしまった! ブレーキのロックを恐れるあまり、殆ど後輪ブレーキをかけずに止まってしまったのだ。バイクは辛うじて14mで停止。本当にギリギリ。。。(@o@)!
超ヤバい!と思ったが、この時脇にいた教官が初めて口を開いた。
『雨に感謝しろ。8mじゃ止まれなかったろうからな』と呟いた。
うおーーーーーー(@o@)!
雨のおかげで助かった。。。(^^; 路上が濡れていたとはいえ、滑るほどではなく、規定により制動距離が14mまで伸びてくれたことが幸いしたのだ。
雨、ぶらぼーーー!!!!
その後、スラローム。これも時間が少しオーバー気味であったが、もうやむを得ない。此所での減点は覚悟の上だ。その後、コースに復帰し、一時停止や信号通行、踏切進入等をクリア。教習車もまばらで走りやすい。どうやら、検定の時にも教習車と一緒に走らせ、車に対する対応能力を見ようとしているらしかった。ここまでは考えていた通りに出来たと思う(少なくとも、作戦的には。うまいかどうかは二の次で…)
そして問題の一本橋へ…。
雨の日の一本橋はボロボロであることは分かっていた。しかも、脱輪したらその時点で終わりだ。だから、やる前から既に決めていた…『落ちないように、全速力で駆け抜ける!』と。。。
脱輪よりはマシだ。とにかく渡り切ることだけしか考えない事にした。心を落ち着けて、真っすぐに一本橋を臨み、一速でアクセルを吹かして一気に加速! そのままボンと一本橋の上に乗っかる。
暫くは勢いの惰性で走り抜け、ふらつき始めたら遠くを見てアクセルを開く。少し加速し過ぎたと感じたのでブレーキは踏まずに半クラッチでやり過ごす。ただ、最後の三メートルくらいになった時には一度だけブレーキを踏み、少しだけ時間を稼いだ。
なんとか脱輪しないで通り抜ける。。。ヽ(^o^)/゛
他のヒトはここで十何秒も頑張るのだろうが、てきぢゃはおそらくギリギリの8秒くらい。それでもいい。通り抜けさえすれば、まだ合格の可能性がある。
それから残りのコースを問題なく走り抜け、終了。少なくとも、途中で『やめ!』と云われなかった。。。(^^;
しかし、寒い事と眠い事(朝早いから)、そしてウォーミングアップ無しで走ったことから、どうもバイクを転がしたという実感がなかった。あっと云う間に終ってしまったと云う感じだった。
こうなると、練習はウソをつかないというのは本当のような気がした。イメージトレーニング通りにできたような気がしたからだ。ま、今日受験した10人の中では、てきぢゃがダントツで授業時間も多いしね(爆笑)
教官を除けば、だれよりもマシンに慣れていておかしくないものね。。。(_△_;
全員の検定が終わり、皆で落ち着かない長い時間を過ごす。特に見極めの時間、一緒に一本橋を落ちた彼とは、随分と話をした。彼は、『なんか途中で白線を踏んじまったみたいなんだよなぁ〜』とぼやいていた。他のヒトのなかにも、『なんかポールかすったような気がした』とかいうヒトもいて、結果がやたらと気になってしまう。
てきぢゃってばノドが乾いてしまって、あまり好きではないコーヒーなんぞ飲んでしまったおかげで、トイレで長居してしまうコトに(爆死)。
だが、トイレから帰ってくると、既に教室には教官たちがいた(@o@)!
『しまった、もう結果発表しちまったのか(@o@)??』
教室の中に入ったものの、パッと見の様子が違った。明らかに人数が少ないのだ! それも、見極めの時に一緒にいた『彼』がいない。。。
『まさか…奴は落ちたのか?』の思いが過る。
いや、それよりも、オレはどうなのよ??
近くの椅子に座り、『合格発表してるの?』と手近のヒトに聞いてみる。『そうですよ』との返事が。そして『どうも、ダメだったヒトは別室に呼ばれてるみたい』と。。。(@o@)!
しまったーーーーーーー! 大切な発表の時、超遅刻ぢゃねーか(◎_◎)!
オレッてば落ちてるのか? 受かってるのか? 落ちたら、皆の注目を浴びつつ退室しなきゃならねーのか? 教官は他の奴への説明に追いまくられて忙しいみたいだし…。
うおー! オレってば、どっちなのよーー(/-\)
『あ、てきぢゃさん、いンの…』
教官の一人がてきぢゃに自動車の免許証を手渡す。ドキドキドキ…。しかし、返してくれたのは免許証だけ。。。『もしかして、落ちたのか…?』
だが、意外な紙切れがてきぢゃの合格を教えてくれた。
免許証の裏に、小さな手書きの紙切れが一枚付いていた。きったねー字で、こう書かれていた…
『技能教習超過料金9時間分 \3.150-×9 合算\28.350-也 超過料金をお支払い頂けませんと合格証明書を交付できません』
どうやら、てきぢゃは合格したらしかった。。。(_△_;
結果からいうと、10人受けたうち合格したのは、てきぢゃを含め7人。てきぢゃと一緒に見極めをやり、一本橋を落ちまくった『彼』は不合格であった。そして『ポールに引っかかったみたい』といっていた奴も駄目だった。もう一人は何が理由なのかは判らない。ただ、バイクの卒検は『事故ると大変だから』厳しくいく、と云っていた教官がいたことを思い出した。実際にそうであった。明暗が分かれた。ある意味、寂寥感のようなものを感じつつ、残った我々は合格証明書の手続きに入った。
一番早い交付は、今日の午後三時からということだったので、それを貰うことにした。それでも3時間くらいあったので、日吉駅に向かい、そこでまず飯喰って銀行によってから、小雨のなか、歩いて『Rough
& Road 元住吉店』に向かった。ここは綱島街道と尻手黒川線との交差点にある場所で、てきぢゃのHPの常連さんから教えてもらった店だった。
日吉からは歩いて10分くらいのトコにあり、そこでNewヘルメットを買った。
ジェット戦闘機のパイロットのようなメットと、フルフェイスのメットとどちらにしようか散々悩んだが、『かっちょよさげ』ということでパイロット型ヘルを買った。
この時には『超カッコ良い〜』とか思ったのだが、あとあと考えると『すげーみっともない』と後悔するとも知らずに、である。。。(T^T)
すなおにフルフェイスにすればよかった。。。爆死
デッカいヘルメットの入った袋を抱えながら、えっほえっほと自動車学校まで向かう。時間がタップリあったので歩いて行く事にしたが、雨は降ってるし寒いしデッカイ包みを抱えているし疲れているしで、大後悔してしまった(爆死)
この時、『もう絶対歩かねー! 些細なトコにいくんでもバイクで行ったる!』と堅くココロに誓うのだった。
教習所まで歩いてくると、コースをバイクで走ってる奴がいた。ヘルメットをしていたので確信は無かったのだが、間違いなく『奴』だった。あのオトコ、今日不合格になり、その日のうちに補講を受けているらしい。
向こうもこっちを見ていたので、こちらから軽く手を振った。すると、少し速度を落としてから走り去って行った。他のヤツが先に合格してしまうことの辛さや惨めさは、この3か月でてきぢゃも十分に体験していた。『頑張れよ…。もうカネが無いんで、ちょっとだけ、先に行きますわ』
受付の事務の女性に、超過料金分を支払う。\30.000-に手が届くという大出血。こんなにかかるとは思ってもいなかった。。。(T^T) しかも、受付の女の人は『ありがとうございました〜♪』と超ニコヤカ。なんと素敵な笑顔だろうか…(-_-#)!
ここの連中のボーナス分のいくらかは、オレが出してやったんだろうから。。。怒
三時からの交付を待って、証明書を貰う。三十分くらい教官から説明を受けた。どうやら、てきぢゃのように自動車の免許を持っている東京の人間は、鮫州か府中か江東に行って視力検査だけで貰えるらしい。。。ヽ(^o^)/゛
こうして、ようやく長く苦しい日々が終った。
この日のうちに、YamahaのMajesty-250ccの新車を予約した。