Martin 3M
90年代のショップカスタムです.
メーカー:Martin
型番:3M('90 Shop Custom)
サイズ:Soprano (12Fジョイント)
材質:マホガニ
指板:エボニー

「いつかはマーチン」ということで唯一のマーチンです.
しかも3Mにしてしまいました.
90年代になると受注生産しかしなくなりますが,これはそのころのものです.
オリジナルマーチンと同じ木型を使っている最後のモデル.

オータサンが使っているヴィンテージものとは全く音が異なります.
あの甘く乾いたマーチンサウンドは期待できません.
板は厚めで,ビンテージものと持ち比べても重さの違いが明らかです.(もちろんビンテージの方が軽い)
板がしっかりしているので,音は堅めですね.
一応ポロポロと音の粒が弾けるように出てくれます.
甘いけど芯のあるマーチンサウンドはしっかり出ています.

こう考えるとStyle-0でも良いからビンテージものも一本欲しいなあ.(まだ必要か!?)

しかしこのウクレレは当時でも40万円以上したんでしたっけ?
その割にはペグが貧弱すぎます.
セットで1万円以下で買えるウクレレの様で,チューニングしにくいったらありゃしない.

もちろんGOTOの高級なペグに交換すればよいのだけど,こういうのってオリジナル状態を保つことも大事だったりするから躊躇してしまいます.

あ,そうそう,今メキシコ生産のMARTIN S0-Ukeも生産中止になるそうです.
欲しい方はお急ぎを!

へっどです.
デカールのロゴです.

ナットも弦高が高めの設定なのでちょっと弾きにくい.
ここも調整したいのは山々だけど,オリジナルを保存する意味でもとりあえず手をつけてません.
ネックはカーリーマホガニー!!
うーん,持っているところは持っているのだな.
ペグはオリジナルと思われるが,とにかくチューニングしにくい.
見た目も安っぽすぎます.
微調整というものが効かないペグです.
ネックははワンピース
ここだけ見たらマーチンかわかりにくいけど,濃いめの茶色がステキです.

エボニー指板にシンプルなドットのポジションマーク.
最後の方は外観がシンプルになっていきます.