Kelii  24 Long neck
ソプラノボディにテナーナックの異端児
メーカー:Kelli
型番:24 Long Neck
サイズ:Soprano Long Neck(18Fジョイント)
材質:コア
指板:不明

ハワイ製ウクレレで,まだヤマハがKelliの代理店だったころのもの.
ソプラノボディにテナーナックをつけたゲテモノ系ウクレレ.
Boo Champの原型になったと言われるモデル.

最初見たときは,舟の櫂かと思いました.
とにかく見て違和感,触って違和感.
へんちくりんなウクレレです.

ソプラノボディをテナーの弦長で鳴らします.かなり頑張って音出している印象.
でもかなり良く音出てます.しかもハワイっぽい鳴り方するんです.
でもやっぱりバランス悪いよなあ.
ネックの方が明らかにボディより重いのが分かる.しかもなんか振り回したい衝動に駆られるんだもの.

ウケを狙ってひくのはいいかも.

ケースは特注品のぴったりサイズのものが付属していた.
オリジナルはテナーケースに入っていたそうなので,それは前のオーナーが作ったのだろう.


ヘッドはデカールがペグの中心に,ヘッドの上に"Kelli"と彫り込んである
うん,ここだけみても普通だ.

ペグはギヤペグの方が良かったな.ネジの締め方にコツがいる.

ここれだけみると普通のソプラノみたいだ.
ブリッジはクラシックギタータイプだけど,幅はなく普通のブリッジみたい.
テナーネックなので弦を巻き付けるタイプにしないと負けちゃうし,大きくすると鳴りがスポイルされるかもしれないということでこれになったのかしら....
このブリッジの形状好きだなあ.
バックです.
裏は普通のコア.
ネックのヒール部分はワンピースですが,なんか独特ですね.