LA-Uke CO-100KK
厚めのボディで深い音色のウクレレ
メーカー:LA-Uke
型番: CO-100KK
サイズ:Concert (12Fジョイント)
材質:コア
指板:エボニー

長野県松本市にあるデバイザーが製作するウクレレ.
Headwayの名前の方が有名ですか?

中国生産だがクォリティの高いウクレレLocoのDUK-5TやDUK-RBなども販売している傍ら,La-Ukeの上位に位置するルシアーがワンオフで製作するLadeluxも発表している.
そう考えると,かなり積極的なラインナップですね.
もう少しLadeluxの価格を抑えてもらえるとうれしいけど,もともとLA-Uke自体が良い値段なので仕方ないか...

良い値段なのですが,造りは丁寧です.
塗装は独特です.木の持つ凹凸が分かる塗装です.
一応グロスっぽい輝きなのですが,凹凸があるのでそこまで輝かない.
でもサテンフィニッシュより高級感はあります.

さてCO-100KKですが,ヘリボーンのバインディングが独特の顔を作っていますね.ヘッドの太陽マークもオリジナリティを主張しています.
ここまで大きくハッキリしたマークってあまりないですもんね.

ボディは厚めなので,この辺りは好みの別れるところかも.
ただこの厚めのボディのおかげで豊かな鳴りが得られるのもまた事実.
ハワイものではkamakaのボディも厚めですよね.
このボディの厚みは演奏性にも影響する部分なので,実際に手にして確認した方が良いでしょうね.


ヘッドです.
太陽がさんさんと輝いています.

独特の形状のヘッドは意外と小さく作られてます.
ヘリボーンの飾りはヘッドにまで施されてます.
ネックはワンピース.
さすが高級ウクレレです.
定価20万円くらいしていたのが企業努力(?)ですこし安くなりました.
でもまだ高級ウクレレの価格帯です.

Bird Landのピックアップをつけました.
貼り付け型のピエゾダブルタイプですが,ウクレレは一つでも十分だそうです.
出力を稼ぐならプリアンプ通しましょう.その方が綺麗な音が出ます.