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メーカー:Ravenscrag 型番:不明 サイズ:Soprano (12Fジョイント) 材質:スプルス/ローズウッド 指板:ローズウッド ウクレレ・プレイヤー平川 洌氏のオリジナル・ブランドで茶位幸信氏製作 現在販売されているものは韓国製に変わっています.ちょっと残念です. 変更されたのは2-3年前からだと思いますが詳細は不明. ハワイ製ヴィンテージシェイプですが,スプルストップでサイドバックがローズウッドという組み合わせはクラシックギターみたいです. それではギターみたいな音かと言えば全く違います.(笑) 音はちゃんとしたウクレレです. しかも細身のビンテージシェイプのものはラジオヴォイスみたいな音. しかも鳴りが半端じゃなく凄い.決して上品ではありません. もちろんアクィーラの弦を張っているというのもあるけど,それ以上にボディがなります. 作られてから時間の経過もあるのでそれも加わっているかも. 正直なところ天板のスプルースは限界かも知れないというくらい振動します. もう少し天板の厚みがあると落ち着くかも知れませんが,ソロプレイにはちょっと厳しいかな.弦を変えれば良いかな... むーん,正直扱いは難しいです. ソロと言うよりはバッキングしたい気持ちになります. しかもガシガシと気合い入れて弾いてしまいそうになるウクレレかな. あまり中古でも見かけることはありませんが,独自の世界観をもった面白いウクレレです. 茶位氏の製作する昨今のウクレレを想像するとちょっと違いますよ. |
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ブリッジはクラシックギタータイプを採用. |
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ローズウッドのサイドバックですが、アイボリーの樹脂製バインディングでお化粧してあります。 スプルスはやわらかい木のでバインディングが無いとぶつけたときにすぐに凹んでしまったりします. ですからこういうバインディングがあると助かるんですよね. |
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ネックは2ピースです.ヒールにはバインディングと同じ樹脂で飾りが付いています. |