メーカー:FT 型番: KC-2 サイズ:Concert 材質:コア 指板:ローズウッド FTはFamousとT's Guitarsの頭文字を合わせたもの. 基本的にはCS-200と同じだが,ヘッド形状の違いとポジションマークが異なるくらいか. これが私の3本目のウクレレになる. 一本目はAlamoanaの安物(ブリッジが飛んでしまった), 二本目は全音のウクレレキットだったので,まじめにウクレレに取り組むきっかけになった記念すべき一本. ウクレレの師匠からT's Guitarsのウクレレを強く奨められていたのもあるし,その前にも楽器店でT'sのものを推奨されていた. 購入は御茶の水のアキオ楽器. 本当はソプラノサイズを探していた.初心者であったことからコンサートサイズやテナーは考えていなかった. でもアキオさんに「あなたは手が大きいからコンサートくらいじゃないと駄目だよ」と言われてこのサイズに決まった. コアのモデルとマホガニーのモデルとで悩んだけど「コア」のウクレレは憧れもあって結局このKC-2の購入を決めた. 当時6-7万円の楽器というのは私にとっては相当な覚悟が必要だったのを覚えている. 新しく上質なウクレレが手元にあることがうれしくて,これで一生懸命練習したな. 最初は2弦の5フレッド辺りがデットポイントで極端に音量が下がっていたが,その後驚くほど鳴るようになった. 最近は他のウクレレを弾くことが多いけど,こいつは現役でもおかしくないくらいの実力派です. |
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柾目のコア バインディングもないし,見た目はすっきり. 通常の柾目のコアは大きな音量で音場感のあるふくよかな鳴り方をする. ブリッジはクラシックギタータイプ.個人的にはこの留め方が一番好き. ノーマルのブリッジに比べて大型になるのでソプラノに使用しているのは少ないけ. トップの振動を阻害しそうだからか,見た目のバランスの問題か. でもブリッジの形状や大きさだけで音量や音質を決まる訳じゃないから,あんまり神経質になることはない. ウクレレ選びはまず弾くことが先だとおもう. |
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FTシリーズには専用のセミハードケースが付属する. 同等のものもキワヤさんで販売しています. これには無いけど,今のモデルは湿度計まで入っていたかな. 「密閉性の悪いセミハードケースで湿度計かよ」とも思うが,無いよりはあった方が心落ち着く. |
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ヘッドは丸みのある形状 |