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メーカー:T's GuirarsFT 型番: SD-820 サイズ:Soprano 材質:ハカランダ(ブラジリアンローズウッド) 指板:ローズウッド(?) ハカランダボディのSDです. ハカランダはブラジリアンローズウッドという名があるとおり,ローズウッドの仲間です.現在では輸出入の規制があるため国内に流通するものでしか製作できません. 音は甘さがあり,上品に響く音です. ソロにも向くし,ストライミングもOKです. でもどちらかというとソロ向きかな. 現行のモデルではSD-400番台のローズウッドのモデルが近いかも知れません. サウンドホールは通常のものより少し大きいのかな. ブリッジも溝に差し込むタイプではなくクラシックギタータイプのものがつきます シリアルナンバーは「500」 高橋さんはこういう500とか1000番とかに特殊なモデルを作るみたい. 2007年のGuilt Of Hawaiiに出品したのが1000番と1001番だったと思います. そう考えるとこの子もちょっと思い入れがあったウクレレなのかなとうれしくなってしまいます. 正直なところ,勿体なくてあまり弾いてません. でもなにかことあるごとには手にしてポロポロ鳴らします. 手にしたときの木材の密度感,そしてそこから出てくる音の粒が心地よいウクレレです. |
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ハカランダに限らずですが,トップやバックには柾目の板材が使われているの基本です. 特にハカランダは希少木材故に板目で使用しているものがあったりします. 板目のものは反りや割れが起こる可能性が柾目に対して大きいので,長い目で見るなら柾目のものを選びましょう. ...といっても選べるほどは出てませんね(笑) こいつは少しセンターに色の薄い部分があります.それがウクレレに良い表情をつけています. コアでも白い部分(シラタ)が入っているのがありますが,こういう部分を上手く使うのもウクレレ・ルシアーの腕の見せ所でしょう. |
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ヘッドの化粧板もハカランダです. 白蝶貝のオンレイも綺麗に映えます. |
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ネックの色だけ違うのはマホガニだから. バインディングは白色のが入っていて強いコントラストを出しています. なんか良いウクレレはオーラが出てるんですよね だから一目惚れすることってあると思います. 出会いは一期一会. 量産品といえども同じ音がでるものではありませんから弾いて気に入ったのなら,そのウクレレはプレイヤーと相性があうということでしょう. 最初はベストな一本を探そうとするんですけど,一長一短がありますから人の意見は参考程度にして自分の感覚を信じてください あと中古品で「このウクレレがこの値段なら安い」と値段で飛びつくとろくなことはありません.(笑) 弾いてビビッときたものが飽きずに弾いていられます. |