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メーカー:T's Guitars(Ting) 型番: 不明 サイズ:ソプラノ(12Fジョイント) 材質:マホガニー 指板:ローズウッド さて珍しいTingのウクレレ. 創設初期はNakanishiの下請けのような仕事もされていたようですが,自社ブランドを立ち上げようと作られたのが,このTingというウクレレです. 現在のソプラノ(SD)と同じシェイプですが,ジョイントは14Fではなく12Fでボディとつながれています. Tingは実際どの程度生産されたかは分かりませんが,あまり目にする機会はありません.実際私が見たのはこれが3台目でした. 色は緑で見た目はかなりインパクトありますよ. バインディングはなく,口輪は白木で入っています. さて音です. これはこれで良く鳴りますが,現在販売されているSDにくらべたら今ひとつ. 正直なところコレクターズアイテムとしては面白いですが,実用を考えれば間違いなくSDをお勧めします. |
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パイナップルの絵がウクレレっぽさを演出しています. まだ手作り感がのこるラベルですね. |
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サドルはマーチン同様2mm程度の細いものです. 現在は3mm幅でピッチ調整をしてありますが,当時はまだやってないですね. でも工房で見せていただいたやつはもっと凝ったブリッジだったし,ピッチ調整もキチンとしてありましたから,モデルによるのかな. |
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へっどです. デカールでTingと▽マークが付きます. 形状はマーチンスタイルです. ということはマーチンタイプのネックにSDボディをつければ良いと言うことなのでオーダーすれば同様のモデルが作れるってことか! でもブリッジがボディ下につきすぎている過ぎるのが気になる... |
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バックです. 色をのぞけば現在のSDと区別はつかない. |