T's Guitars CS-1500
コンサートの傑作!ココボロボディのウクレレ.
メーカー:T's Guitars
型番: CS-1500
サイズ:コンサート(14Fジョイント)
材質:ローズウッド
指板:ローズウッド

ココボロウッドのコンサートサイズです.
周りの風景が映り込むようなグロスフィニッシュの仕上げに,無塗装のローズウッドの指板,ブリッジが似合います.

ココボロは中南米産でローズウッドの仲間で赤色の強い色味の木材です.
ハンドガンやナイフのグリップなどにも使われています.
レイラニの指板などにも使われたことがあります.

T's Guitarsのウクレレはミニテナーサイズがお気に入りだったので,そればかりでしたが,今回は珍しくコンサートサイズを手に入れました.
「そういえば,こんなの入ったんですよ」なんてハートマンギターズの花田氏が届いたばかりの段ボールを開けてくれたのが運の尽き.
いや,運が良かったのかな...
開けて,ちょっと弾いてみたらもう一目惚れというか一弾き惚れです.(^^)
 ミニテナーやSDのようなベルシェイプのふくよかな鳴りも素晴らしいのですが,腰のくびれたオーソドックスなコンサートシェイプのボディからはじき出される音の力強さも格別です.

音は最初からバリバリと遠慮無く飛び出してきます.
木材乾燥機を導入してからのT's Ukuleleは最初から鳴りが良いのが嬉しいですね.
とにかくピアニシモからフォルテシモまでよく反応するので弾いていて気分が高揚してきます.

これでフレッド太いバージョンもあれば良いのになあ.
最近はミニテナーに慣れてしまったので,そう思ったりします.
でもハイポジションが厳しいかな.

とはいえT'sのコンサートは私がウクレレを弾き始めたときに鬼のように弾いていたサイズなので,しばらく弾いていたら手に馴染んでくれました.

T's Guitars のブログで2009年 NAMM Showで人気だったと紹介されていましたが,実際に弾いてみると納得のモデルだと思います.
バックです.
シラタの部分をセンターに持ってきてます.
格好いい....
でも個人的にはシラタは表の方が表情がつくから好きなんですよね.
バックだと弾いているときは隠れちゃうし...

屋外で撮影しているのでビルがちょっと映っていますね.
明るいところで見ると赤みのあるココボロの木材がとても綺麗です.
ヘッドもココボロウッドの化粧板が貼られています.
ペグはGOTOので,T'sオリジナルのアイボロイド・ノブのものです.
指板とブリッジが淡い色のローズウッドです.
こちらは無塗装なのでマットな仕上がり.
グロスフィニッシュのボディと対照的な感じ.

グロスフィニッシュのため,ボディに風景が写り込んでいるのがおわかり頂けますか?
これは屋外でその美しさが際だつよねえ.