OUT TO LUNCH

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録音: 1964年2月25日
レーベル: Blue Note 4163(ST 84163)
演奏者: Eric Dolphy(as, bcl, fl), Freddie Hubbard(tp), Bobby Hutcherson(vib), Richard Davis(b), Anthony Williams(ds)
A
HAT AND BEARD
SOMETHING SWEET, SOMETHING TENDER
GAZZELLONI
B
OUT TO LUNCH
STRAIGHT UP AND DOWN

年の傑作アルバム。従来まではいくつかのスタンダード・ナンバーを演奏していたが、ここでは全曲オリジナルだ。彼の意気込みが察せられる。ピアノの代わりにヴァイブラフォンを入れて、既成のジャズテイストからの脱出を試みている。
ここにドルフィー・ジャズがひとつの完成をみた、と断言してよいだろう。アルトやバスクラでのソロはパーカー的な要素を止揚し、実に独創的なスタイルを獲得するに至っている。トニー・ウィリアムスの鋭いドラミングともよくマッチし、なにかガラスや氷をイメージさせる硬質さと透明感をたたえている。今なお、その新しさはジャズ界の頂点を極め続けているといってよいだろう。ドルフィー美学の極致。