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種の滅亡


最近読んだSFにて。

孤児院育ちの愛情に飢えているマイケル君(実は異星人)が、同じ星出身のおじさんと出会い、自分の両親は既に死んでしまって いることを知らされる。
その後、未練たらしく、自分に肉親がいないか、尋ねるシーン。

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「おれに、兄キや姉さんでもいるか知っているかい・・・故郷にさ?」と消え入るような声でいった。
レイは首を横に振り、やさしく答えた。

「われわれの星では、 複数の子どもを生むことはまれ なんだ。 それぞれの夫婦には一度しか出産の機会がない 。(以下略)」
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 ←こんな感じ

とすると、この種族は滅亡へまっしぐらだと思われるのだが。
そもそも、どうやって増えたんだろう。

1 離婚率、再婚率が異常に高い
2 分裂とか複製とか、他の方法でも増える
3 作者が気がつかなかっただけ

多分、最後のが正しいのであろう。

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