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右脳左脳
注:この文章は同性愛を否定するものではありません
昔、どこかで聞いたことであるが、
美男美女の顔の条件は、かなり正確に左右対称の作りであることらしい。
二枚目の代名詞のようなトムクルーズは、鼻筋を軸にペタッと顔を山折りに
畳むと、見事に重なるらしい。
アシンメトリー(非対称)な美が追求される
日本のわびさびの世界は、顔の美醜においては通用しないのだろうか。
右のニキビが痛そうな太郎君はともかく、左のエクボが可愛い花子ちゃんですら
美人の風上にも置けないのだろうか。
最近の人気俳優やグラビアアイドルの顔が割と左右対称であることを考えると、
日本が西洋文化に侵略されつつあるのがよく分かるというものである。
ところで、鼻筋に沿って顔に垂直に鏡を立てたら、私の顔は美しく見えるのだろうか。
(実験中)
・・・・・・・。
(試行錯誤中)
・・・・えーと。
さて、とまあ、綺麗に左右対称なのが美男美女の条件ではあるが、
そうではない我々一般市民も、それなりに左右対称の作りではある。
人間に限らず、殆どの動物は、外見的には大体トムクルーズである。
が、実際には、線対称なのは外見のみであり、例えば心臓を一付きと言えば左胸だし
(実際にはかなり真ん中よりらしいが)、盲腸になって痛いのも右腹である。
体の中身は結構、左右非対称である。
あのトムクルーズの体でさえも、中身は左右非対称なのである(笑)。
そして、左右が違う働きをするのは何も肉体パートだけではない。
首から上のダイジな豆腐、『脳』も、左右対称ではないのである。
実際は、そう単純にはっきり役割分担されているわけではないが、一般的には
こう言われているのを御存じであろう。
左脳は論理を、右脳は芸術を。
左脳は優位半球、または言語脳といわれ、身体右半分の運動や知覚を制御し、言語、概念、
論理的思考などを司る。
一方、右脳は劣位脳または、イメージ脳と呼ばれ、身体左半分の運動や知覚を支配。
イメージ、図形、直感的思考などを司っている。
そしてその分類とは別に、何故か脳髄で神経が交差しているため、
右脳は体の左半分の、左脳は右半分の動きを制御しているらしい。
じゃあ、私の体の右側は算数が得意で、左側は絵が得意なの?とか
考えてしまうが、右手で書いても汚い私の絵は、
左手で書くとさらに目も当てられない紙の汚れになるので、
そういうわけではないのであろう。
この辺り、少し混乱してしまいそうである。
恐らく、右脳、左脳とひとまとめにしているからこのような混乱が起きるのであろう。
ひとえに右脳、左脳といっても、運動中枢や言語中枢や記憶中枢など、
様々な部分が存在しているのである。
ただし、右脳を鍛えるために左手を使おう、という番組(信憑性は高くないが)
もあったことだし、その部分部分が影響しあう、ということもありそうである。
話を戻すが、一般に右脳が優れている人間には芸術的センスがある、と言われている。
それとは別に、
これは先日、とある言語学の研究者から聞いた話であるが、右脳が強い人間の
ホモ率は、そうでない人よりも高いという話もあるらしい。
つまり、優れた右脳とホモの間には相関が見られる、という事である。
芸術家にホモが多そうな事を考えると、なんとなく納得。
じゃあ、右脳を鍛えたらホモになるんだろうか。
世間にはレズよりホモの方が多いような気がしていたが、
左脳が発達している女性にレズが多いという傾向が無いならば、それも
納得できることである。
それとも、レズバーの需要がホモバーのそれよりも低いからであろうか。
(メディア露出度が高い低いだけであり、実際の潜伏率は一緒?)
そういえば、
ヘアスプレー関係のCMに出てくるスタイリストの兄さん達は、みんなホモくさい。
さて、私は右利きだが、左手で歯を磨くようにしている。
別に、ホモになりたいからではない。
右脳を鍛えるためである。
が、どんなに素晴らしい絵でも一分見続けると飽きる私の芸術的センスは、
一向に磨かれないようである。
自分が駄目なら、自分の子供はどうだろう。
将来男の子供を持ったときは、芸術家に育てるために左利きを教えるか、
ホモにならないために右利きしか許さないべきか、悩むところである。
そうして、子供はやがて平凡なホモへと育ち、子供は親の期待通りには育たない
という現実に直面する羽目になるのである。
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